「高校放送(部)」の延長線上は「放送研究会」ではなかった!(高校放送に携わってる人向けです)

「高校放送」馴染みのない言葉でしょうか。

そもそも放送部がない学校もありますし。

「NHK全国高校放送コンテスト」という大会もあるんですよ。なんと決勝はNHKホール

紅白とかでよく使われるあそこです。すごい。マジで。

 

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全部書き終わった後に付け足した告知!

アーーーー!!できれば「高校放送」に携わってる人だけお読みください!!

特に放送研究会の人にはあまり読んでほしくない!!!

放研の良さはご紹介できてません!!ごめんなさい!!

放研は好きです!でも高校放送やってる人の視点から見るとこうなるって感じです!!

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そんな「高校放送」を終えて、それぞれ新しい道を歩み始めます。

就職の道、大学進学、専門学校…やりたいことを目指して頑張っていくのでしょう。

その中で「高校放送」から所謂「大学放送」に行きたいと考える人もいると思います。

まさに僕!放送に携わりたい!アナウンスとラジドラ制作してたので「大学」の大会にも出るぞー!と意気込んでました。

となると、目につくのは大学の「放送研究会」

でもこれ、実は延長線上じゃなかったです。今回はそんなお話。

(別に放送研究会がダメとかそういう記事ではないので誤解なさらずに。)

あと、各大学の放送研究会によってかなり色が違うので志望する放送研究会の活動はちゃんと確認することをお勧めします。当たり前といえば当たり前ですが(笑)

 

 

・そもそも「高校放送」って。

やってる間って夢中で必死で分からないものです。

でも今なら分かります。僕にとっての「高校放送」って、

「必死に、一生懸命、表現を追求する場」だったんです。

そのためには徹夜もするし、締め切りには追われるし。

意味のわからない「高校生らしさ」を考えて悩むし。(苦笑)

大会以外にも、学校行事やイベントを通して本当にいろんな機会で

「伝えるということ。自分や本、人、モノ…様々なものを映像、ラジオ、アナウンス、朗読。いろんな分野で表現しようとしていた」のです。

いま、振り返るだけなら賞とかは関係なくて、あの向き合ってた時間が何よりの価値だな。なんて思うんですが。(実際その場にいたら賞は大事だと思ってしまうんでしょうね(苦笑))

そんなことを3年間やってきたわけですよ。それがやりたいわけです。

苦しくても、最後には「また次も作りたいな」とか言ってしまう「表現の世界」を愛しているんです。

 

・じゃあ「放送研究会」とは。

地域や大学のレベル、いろんなものに左右されます。

なので今回は僕の入ってる放送研究会を例に見て行きましょう。

 

僕の入っている放送研究会は1学年20人くらいで3年生までの60人くらいで活動してます。

「多い…(苦笑)」

放送部の時は割と多い放送部だったので3学年40人くらいでしたが、それを超えてくるのか…。

大学はサークルなのでとりあえず入る人もいますからね〜。悪いことじゃないです。人脈作り大事。

ちなみにその中で放送部上がりは4人くらいです。以外と少ないんですよね。不思議。

 

活動頻度は週2回

高校放送やってる人からしたらびっくりする頻度。

たまに「放送部はブラックだー」とか見るんですが、好きなことをあんなにできる高校放送に戻りたいと思うことしばしば。週2だと積極性がないと消化不良です。

週2回しか発声練習しないんですよ?収録日合わせるのも大変ですよ??高校放送最高か…。

 

内容はラジオを録ったり、ラジオドラマの練習したり。

僕のところは音声媒体だけ扱っています。映像研究会が他にあるので被らないようにとの配慮らしい。

 

他の放送研究会だと年に数回「番発(番組発表会)」があります。

(僕のところはなくて、文化祭で番発に近いことをします。)

これが高校放送に当たる大会に近いですね。特に締め切りに追われる感じが!

とはいえ競うものではないので、「NHK杯」ほどのプレッシャーは感じないです…。

また、これは主観ですが「番発」って内輪感が強いんですよね…。

某大学さんの番発にこっそり行ったら全然ついていけなくてびっくりしたことがあります。

所謂、界隈です。いや…マジで怖かった…。面白い作品は面白いんですけどね…。

 

あと、全体的に「放研」の活動は「表現」より「エンターテイメント」に近いです。

番発の内容も基本は「ラジオドラマ」、「ラジオDJ」、「映像作品」みたいな感じで。

全体的にエンターテイメントです。

なので「高校放送」のイメージで「放研」に入ると色々驚きます。

メッセージ性のないものが多いからです。「あれだけ追求した表現ってなんだったのー」ってなるほど。

それもそのはずです。「大学放送」の「大学生らしさ」って「面白さ」なんですよね。

とにかく面白い。コンテストという時間もテーマも縛りのあった世界と違って、なんでもできる。その人の個性が出る。

本当にその制作者の作りたいものが作れるって感じがします。

 

 

・結局。

多分、「高校放送」から「放送を続けたい」って人は夢があると思うんです。

声優、アナウンサー、技術職…色々な夢があるはずです。

それを叶えるための最適な場所は放研ではないと思います。

なんというか、誤解をされるのは嫌なんで強く言っておきますが、

「放研」はいい場所です。めちゃくちゃ面白いし、楽しい。

けど、「表現」「放送」ってものを叶えるための場所ではないのかなって思います。

よく言ってるんですけど「趣味のラジドラ」「コンテストのラジドラ」って違うんです。

だって目指すところが違うんだもん。だからどっちもやってる僕は「どっちがいい」なんて思いません。どっちも最高なんだよなぁ。

 

ただ、「放送を夢として」続けたい。延長線上で「放研」に入る。

そんな人は少し立ち止まって考えて欲しいです。ちゃんとその活動が自分のためになるのか。

…こんなこと言っておいて僕は放研入ってるんですけどね(ワラエナイ)

というのも「経験に無駄はない」とか意味のわからんことを思っているので、生活に支障がない限りやりたいことやってます。

実際にいい先輩にかこまれて、本筋のラジオ局の活動と被って全然いけなくても優しく接してくれます。ありがとう先輩方。大好きです。

 

それこそ「専門学校」「養成所」の方が道としては近道だと思います。

無責任なことは言えないのでその手の道に行ってる人に聞くことをオススメしますが。

 

最後に。

ほんと放研大好きなんです。本当に。じゃなかったらきっと辞めてます。

それだけ好きだからこそ、僕は住み分けしてるんです。

「サークル」はあくまでも「サークル」

「夢」を追うのは「ミッドナイトスクール」

みんなで楽しくできればいいなって。熱量の差で苦しんだりするの一番嫌なので。

 

だから今、高校生で放送を続けたい人はちゃんと考えて欲しいなって。

「放研」に入ることだけが「放送」をすることじゃない。

「放送」はどんな形でもできるはず。

学生ラジオ番組、自主制作チーム、各メディア配信…。

自分に合う進路で頑張って欲しいなって思います。

なーんて、熱くなってる僕は老害ですかね?(苦笑)

…東京の人でラジオやりたい人はぜひミッドナイトスクールに来てくださいね!(宣伝)

 

終わり!!

今日の記事はコメントにめちゃくちゃ批判とか来そうで怖いですね、あはは(苦笑)

よかったらコメントしていってください。待ってます。

高校生はこの記事読んでどう思うんですかね…役に立てればいいな。

「うちの放研は延長線上だよ!」とかあったら言ってください。(その人がそれで記事書いてくれたら面白いですよね。)

 

とにかくこれは主観!世界は広いからね!井の中の蛙かもね!(逃げ道を作っていく)

 

そんなわけで毎日に夢を描いて。


あなたの流れ星になる為にひたむきに頑張ります!


ここまでのお相手は、「りゅーせー」こと岩本流星でした!


「高校放送(部)」の延長線上は「放送研究会」ではなかった!(高校放送に携わってる人向けです)” に対して1件のコメントがあります。

  1. すみか より:

    うちの放研も延長戦じゃないタイプかな。
    放送部だったわけではないからはっきり言うのは憚られるけど、横で活動を見てきたわけで憧れてたんです。でも思ってたのと違って…辞めてしまいました。

    学生がやってるラジオもあるんですけど、大半が放研の先輩でちょっと躊躇してます。

    好きなことにまっすぐな流星さん、かっこいいなっていつも思ってます。

    1. ryusei より:

      すみかさんのとこもそうなんですね…!
      高校放送の雰囲気に憧れて入ると思っていたのと違うかもしれませんね。
      放研を辞めることは、放送を辞めることにつながるわけじゃないと思うので、すみかさんらしく放送を続けてもらえると嬉しいです…!

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