効果音について
「ようこそ!職業病ならぬ部活病の世界へ!」
ということで、熱を入れると1番私生活に影響を与えるジャンルです。
私もすでに侵されています…w
ちなみに。
[効果音]とは
-効果のある音。
これくらいの説明でことが足りますねw言葉は足りないけど…。
要は、場面に、心境に、効果のある音を加えるんです。
ただそれだけ。しかし効果は絶大です。
主な種類は(私が勝手に呼んでるだけですw)
・環境音-環境の音。場面を表すのに有効。BGに流しておくとその風景が脳裏に浮かぶ。
Ex)セミの鳴き声→夏 クラスメイトのガヤ→教室 など
・効果音-ポイント的に使うもの。実在する音。何が起きてるのかが脳裏に浮かぶ。
Ex)机を蹴る音、ペンを走らせる音、ビンタする音 など
・擬音-シュイーンとかパッポーとかパッパラーとか。そういう擬音系。
分類してみましたが…いかに私がテキトーにやっているかがバレた気がします…。
定義はないので、皆さんなりになんとなーく種類があるなーくらいで思ってください。
ツッコミはなしで…。
この記事は一番テンションが高い記事になります。
適度に飛ばして読むことをお勧めします(苦笑)
というわけで長くなったけど本題へ!
☆ポイント
- 作れるものは自作。
- 効果音が邪魔にならないように。
- 「本物の音」と「想像の音」の違いを。
作れるものは自作。
これはとてつもなく大変です。
なのでもちろん著作権フリー(大会規定に沿った)ものを使ってください。
ただ、自作した場合は効果音1つが作品となります。
効果音で感情を表すことも出来るんですよ!楽しいですね!!
…効果音の記事はこんなテンションでお送りします。
作品にあった効果音作りは自作に勝るものはありません。
[靴で歩く音]1つ取っても、音の質量、質感、地面の種類、天候、空間など様々な要素があります。
-主人公は痩せめの男で性格はせっかち。雨の日にイライラしながら走りながら家へ帰る。
長靴ではなかったので靴は普通靴。場面は外!
これを効果音で表現するのが楽しい!!途中信号で引っ掛けて、足踏みしたり、走ってる途中に水溜まり踏んだり!!
いい音遊びの未来が見えます!!!
てな風に、作品の中で効果音を用いて遊ぶこともできます!
すいません、話が逸れました。
自作する際の注意点として。
「音をどの位置で録るか。」
講習会で言われてハッとさせられたことです。
人は耳で音を認識しています。だからと言って耳元で音を撮ればいいのかと言われると違います。
そもそもラジドラにおける効果音は絵がない為「想像の音」だということを念頭に置く必要があります。
よく動画を撮った時とかに「あ、音小さい!」とか目をつぶって動画を聞いた時に「何やってんの?
」みたいになることありませんか…なさそう…。
鉄板ネタを話しましょう。
私がラジドラを始めて大会に出す時の作品で「ビンタ」の音が必要になりました。
著作権フリーにそんなのはありません。
そうなると当然、自作になります。
後輩も必要だったみたいで
「濡れ雑巾を壁にぶつける?」
だったかをして録ったはずです。
私は当時から効果音大好き人間だったので頭のネジが外れてたんだと思います。
「ビンタの音ならビンタして録るのが1番いいはず!痛さより音の質!」
なんてw学校で友人にやると問題になりそうなので自宅で自分に向かってビンタしました。
が!
「この音…確かにビンタの音だけど…ビンタの音じゃない…。」
それからレコーダーを構えて部屋で自分にビンタしまくる地獄絵図。
30分ほどして気づきます。
「ビンタの理想の音はペチン!だ!」
これが理想の音ですwそして最終的に太ももを全力で払うように叩くとその音がなりました。
今考えればハムとかでもよかったのかもしれません…。
まさに体を張って手に入れた音でした。作品でビンタの音を聞くたびに体の痛みが蘇ります…w
わかってもらえたでしょうか…。
本物と想像は違うんです。色々考えてみてください。
また効果音が邪魔になってはいけません。
効果音は先ほど言った通り、効果のある音です。
作品に悪影響も及ぼす可能性もあります。
効果音に違和感を持った瞬間に作品への意識が遠のきます。
何人かの人にチェックしてもらうことをお勧めします…。
実体験は省略します…w
ちなみに音を録るものはできるならハンディーレコーダーが好ましいです。
便利ですし音が綺麗に録れます。
1万円ほどのZOOM、H1を私物として使ってましたがほんと綺麗です。
上位モデルともラジドラ程度なら問題ないでしょう。
ただ機材がない!という人もアイフォンで勝負ができます。
私もアイフォンでいくつか効果音を録りました。
動画じゃなくてアプリとか入れて録るといいと思います。
撮り方の工夫次第で全然勝負ができるレベルです。
大切なのは機材ではなく、録る音をどう録るか、作るか。
いい機材でもいい音がならない以上その音を取ることはできません。
ぜひ色々考えてみてください!!
そして日常の何気ない音一つ一つに耳をすませば…部活病の到来です!
おめでとう!!どんな音聞いても「これ使えそう!」とかなります!!やったね!!!
最後に。
私が今でも心に残ってる言葉を紹介させてください。
講評用紙の一言です。
「効果音に意味をもたせていますね。
状況を示すだけでなく、プラスの何かを表現することはストーリーに力を加えます。」
この時の他の講評用紙も効果音についてとても良い評価をいただけました。
その中でもこの一言。
ラジオドラマを作る上で効果音は避けて通れません。
なら、その音で勝負しようと考えた作品。
苦労かけて作った効果音がこうして評価されることもあるんです。
「たかが効果音、されど効果音。」
みなさん全員に強制するわけではありません。
ですが、効果音にも表現力があることを忘れないでほしいと思います。