「ラジドラ部門に出す。大会に出す。結果を残す。」

そういったところに落ち着くのなら避けては通れないのが
【審査員の基準】
つまり評価をされるわけです。ここで勘違いされては困るのが
1.審査員に好かれるため作る。
2.好きな作品を作る。
で区別しろ!ってわけではないんです。
私は欲張りながらも「両方!」と言いたい。というのも、
「好きな作品を作って、地区予選で終わってたら多くの人に聞いてもらえないじゃん!!」
という気持ちも、
「大会でどれだけ上位に入っても好きなものを作れなかったら意味がない!」
という両方の意見が痛いほどわかります。

難しいですが不可能ではありません。頑張りましょう!

​​​

さて。いきなりですが。
講評用紙はご存知ですか?
一回でも作品を出したことのある人は似たようなものを見たことがあるのでは?
好評だと嬉しい講評用紙…好評だとなぜか不安になるあれです。
というわけで、講評用紙をわざわざwordで再現しました。
何が言いたいって、「印象に残る作品を!」とか、「万人受けする作品!」「決勝に残る作品!」って、目標の基準が曖昧なんですよね。
大会で残る・上位に上がることを考えるなら
「審査員の評価が高い作品=好評用紙に書きやすい作品作り」
だと考えていいと思います。
実際私が作るときは、一通りアイデアを描きだした後に講評用紙とにらめっこです。

ポイント

・大会の規定(時間制限やテーマ)を考える。
・伝えたいこと、は何か。
・ラジオ作品に向いているか、どうか。
・作品を象徴するなにか、があるか。

 この4つは特に大切です。
 意外と、初めて作るときにはこの要素が欠けているのに完成させて
 「作品としてはいいのになかなか評価されない」​
という事件が発生します。
特に都大会予選などでは8割くらいがこの状態になります。

 「自分はこういう世界を表現したい!」
 それはとても良いことです。が、大会では通用しません。審査員の視点になりましょう。ドラマを20個聞いて、印象深い作品を4つ上げるとしたら…
 ただギャグが飛び交うコメディが上がるでしょうか。(違う意味では上がると思います がw)
 よっぽど技術があれば話は別ですが、そんなに甘くはありません。​

・大会の規定

 大会の規定は講評用紙にはありませんが基本です。
 当然ながらタイムオーバーで提出、著作権処理をほったらかしなんてことはあり得ません。
 そのうえで脚本を書く時も、時間制限には注意しつつ書きます。
 初めてやるときは「文章→音声→作品」の流れでどれくらいの時間になるかがわからないと思うのでお試し作品を作ることを推奨します。慣れです。
 他にも、テーマ「高校生らしさ」など(放送部の永遠の敵ですねw)テーマに沿ったものを作りましょう!
 「高校生らしさ」については違う記事で書こうと思いますが、とりあえず今は置いときましょう。
 高校生が作って、よほどのことをしなければ高校生らしいってことで何とかなりますw

​・伝えたいこと、はなにか

 時間制限が短いN杯ではやりたいことをいっぱい詰め込むと収拾がつきません。
 何か一つ、例えば友人の大切さ、謝罪とは、機械化社会…それを基盤に置くことで話が脱線せずにまとまりやすくなるはずです。
 それに、伝えたいことがしっかりしていると聞いてる側も聞きやすいです。聞き終わった後に​
 「結局なんだ…??」
 なんてならないようにしたいものです。​​

・ラジオ作品に向いているか、どうか

 これは私が一番大切にしていることです。
 そもそもテレビドラマもあるのにラジオドラマのほうが好きっていう変わり者の私だから制作に熱入りまくっていますが、
 「テレビだと機材ないし、大変そうだし、ラジドラでよくね?」
 ってなる人が多いと思います。
 はい。いやダメとは言わないですよ?​
 ただそういう人だけには「負けるもんかー!」って思って作ってますw
 それに、テレドラでやろうと思っていたものをラジドラでやるのは普通に難しいです。
 実際に目に入る情報をうまく見せたり、音を聞かせたりしてテレドラが進んでいくのに対して、ラジドラは耳のみです。
 -無音の中、立っている女は不思議な笑みを浮かべた。
 なんてシーンをテレドラでやったら顔とか口元を映してすごく凝れるのに対して、ラジドラは放送事故だからね!!くそ!!
 …本題に戻ります。
 つまり音だけで情景や場面を魅せ、聞き手が想像出来ることが必要になります。
 TV収録できないものなどはいいと思います。ここは見せ場です。
 私が今まで作ったものを軽く紹介すると、
 1「廃部寸前の野球部のエースが、入院している女の子と過ごす最後の夏。」
 これは野球をTV収録は難しい(人数&場所&カット)ことを踏まえています。
 テレドラ作る人はこういうのを工夫して撮っちゃうと思いますが、音声のほうがクオリティは簡単にクオリティを出せます。​
 2「記憶喪失になった主人公の存在を、花火とともに描く青春ストーリー」
 花火ですね。映像でやるとなったら花火大会に行ってその下で撮影…?合成…?
 どちらにせよ向かないと思います…。
 花火の音、というのも想像しやすい音ではないでしょうか。​
 いろいろ考えてみてくださいね!​

・その作品を象徴するなにか、があるか

 これはおまけ的要素に見えますが重要です。
 象徴、というより印象でしょうか。
 先ほどの話とも被りますが、聞き終わった後に友達と話すとします。
「あのトイレの作品!面白かったよね!あと告白を面接でするのとかも!」
 みたいになりませんか?これは審査員も(一緒だと思いたい)です。
 ちなみにN63は1位-授業の実況 2位-告白を面接で 3位-学校で謝罪
 N62は卓球で入部、やN61はトイレで秘密を、のように簡単に説明できますもんね。
 それだけ話がまとまっていて、分かりやすく、かつ印象に残るのです。​

っと。「好きな作品を作る!」ことに「審査員の評価」を考慮して作品作りしていくことは不可能ではないんです。
 詳しいことは他の記事で更新していきます。
 少しでも大会のための作品作りが理解していただけたら幸いです!
参考になったらツイート拡散お願いします(^▽^)/

放送部N杯ラジオドラマのすすめ!

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